エキスパートな修行系平標山

本日のミッションは平標山から土樽へ滑る!

朝はなかなか良い雰囲気でスタート。

青空が見え山にも日が当たっていました。

斜面に取り付き標高を上げて行くと、しだいにカチカチ山が姿を現しました。

滑落を必死に食い止めながらのシール登行に膝はガクブル。
でもそこはエキスパートチーム。疲れた顔は見せません。いや、見せてましたね。

山頂に着く頃には、天気予報通りに風が強まり始め、土樽側の仙ノ倉谷はカルピスみたいなガスの中。

沢底のパウダーには期待していたものの、滑り出しはどう考えてもガリッガリ。全く見えないホワイトアウトのアイスバーンは修行を通り越してしまうと思いミッションは断念、残念。

冷たい風が吹き付け、もう我慢できないと来た道を引き返しました。

風下にわずかに入ったであろうパウダーを期待したものの、カチカチ山は変わらずでした。

南斜面の沢底には巨大な全層雪崩のデブリが工事現場のように横たわり、滑る斜面は固く、足の裏が痒くなるほどのバイブレーションでした。

まさに登りも下りもエキスパートな平標山でした。

みなさん、お疲れさまでした。
ありがとうございました(^ ^)

KTN Kenichi