昨日見た雪崩

ZermattのGantロープウェイ山頂駅から延びる尾根、東向き斜面で起きた雪崩。

トリガーはスキーヤーか?

現在Zermattの一部は積雪がとても不安定なので、このような雪崩の跡が至る所に見られます。スキー場はとくに滑走禁止のエリアなど設けていないのですべてオウンリスクです。

この写真には写っていませんが、ぼくらはもう少し左にある北斜面を滑走し再びゴンドラに乗り谷を挟んだ反対斜面にいました。ゴンドラ乗車中に崩れたこの雪崩はクラス3の大きさ。破断面の厚いところは1mを超えていると思います。

雪崩れて10分経ったかどうかというくらいで、ヘリコプターが飛んできました。雪崩の様子を確認したような飛び方をして、その後2名のスキーヤーらしき人がその下のスロープにいたのですが、そこへランディングして、再び飛び立って行きました。

この短時間でヘリが飛んでくるあたりがZermattのすごいところだなと思います。そして、ヨーロッパのスキー場で遊ぶというのはとてもシビアです。

今回もいろいろな刺激のあったZermattでしたが、昼、夜ととても充実した一週間となりました。

ツアーの写真は、また後日アップ致します。

ではまた。