Level 2 Maehotaka Backcountry 150131【前武尊バックカントリー】

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1月31日。早いもので1月もおしまいです。厳冬期といえば1月。そして、リアルなパウダースノーは1月に当たる確率が高いです。近年では、海外からパウダースノーを求めてたくさんのスキーヤー、スノーボーダーが日本を訪れるようになっていますが、January(1月)は「日本でPowderだ」ということで、Japanuaryなんて言葉まであるようです。そんな1月が終わります。パウダーを滑るチャンスはまだまだあるけど、徐々に春の香りを感じながらじっくりと成熟した雪山を楽しみたいですね。

昨日の前武尊ツアーでは、南岸低気圧の影響で積雪が極悪の不安定でしたが、本日は早朝から降り出し20cmの冬型の雪が積もりました。リフトに乗っていても体にどんどん雪が積もってくるほどいい降りっぷりです。
前武尊バックカントリー
積雪への不安がありましたが、様子を見ながら高度を上げつつ山頂まで来ちゃいました。
さて、ここから斜面選びが肝心です。
斜度のできるだけ緩いラインをつないで滑りたい。急斜面はどう考えてもやばいっす。
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ど〜ん!とフェイスショット!
登っている間に積雪が増して、昨日にプラス40cm以上。さらっさらの軽いパウダーでスキーが突き抜けていくようです。
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どかーん!とテレマークはさらに潜る勢いです。
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バックカントリーデビューのIさん。パウダーはずっと滑り込んでいたということで、BC初心者にはタフなコンディションだったと思いますが、そこを攻め攻めで楽しんでいただけました〜!
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ぬほ〜!っと、ばふばふすぎてもうチョッカるしかないぜ!

ライン取りや自分の上の斜面などを気にしながら、十二沢を滑り抜けてきましたが、なかなか気を使って気疲れしましたw

最後はツリーラン!緩めの森を滑り抜け、最後にノールになっている林道の法面上で停止をしたら、出ました〜!
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破断面40cm。正に南岸低気圧の雪が滑り面となり今日の新雪が丸ごとどっさり雪崩れました。
これが大きな斜面でのことでなくてよかったですね。こんなときこそ滑りのライン取りが大切ですね。

この冬型は2月3日、週明け火曜日くらいまで引きずりそうな雰囲気ですね。

まだまだ油断は禁物です。積雪が安定方向へ向かうまで、用心して楽しんでください!

ご参加のみなさま、ありがとうございました!

KTN
Kenichi Minegishi