みなさん、どんどんフレッシュスノーを滑ってください。今は滑りきれないほどパウダーがありますよ～。Kenichiです。
先週末からみなかみを拠点にかぐら、苗場スキー場、宝台樹スキー場、スノーパルオグナほたか、天神平スキー場と毎日ツアーとチェックで滑りに行ってきました。
先週末から降り続いている雪のおかげで、コースはもちろんBCの藪が隠れていつも通りになってきています。
今週末はこのパウダーを求めてたくさんの滑り手が、各フィールドに集まるだろうと思います。激戦になるだろうな～。
各スキー場のエリア内で遊ぶ予定の方もコース脇でハマったり、完全に埋まり切っていない沢へ落ちたりという危険はまだまだありますので、ヒートアップしすぎず、冷静に積雪や地形を判断して滑りましょう。
BCエリアは場所によっては新雪層が1mをはるかに超えているところも多いです。アプローチのラッセルはキツイと思われます。また、超深雪に不慣れな方は、コースに戻るエスケープルートの確認は必須です。途中でハマると帰りもハードなラッセルになるかもしれません。今の状況だと安易にトレースを追うことは必ずしも名案になるとは限りません。お互いにハマって顔を見合わせて苦笑いにならないように、それぞれがしっかりと状況を判断して行動することが大切です。
谷川岳など厳冬期はとてもハードになるエリアは、エキスパートなスキルが必要なコンディションとなっています。西黒沢はこれだけ降っているにもかかわらず、まだ大きな雪崩が出た形跡がありません。上部には溜め込まれた雪がぶら下がっていることを覚えておいてください。また、沢も生きている箇所がありますので、下山ルートについてもエキスパートです。
年明けからスキー場からのアプローチによる滑走中の遭難事故が続いています。スキー場のお客さんである立場とエリア外へ出る際の入山者である立場を認識しましょう。
スキー、スノーボードは素晴らしい遊びです。
遊びのプランは、帰宅するところまでしっかりと組んでおいてください。
週末のワンデイバックカントリーは前日の夜9:00まで受け付けています。
土曜日はかぐら、日曜日は谷川岳もしくは宝台樹エリアです。
次回(2月上旬)の「なまきん」で放送するバックカントリーツアーレポート用の撮影が入ります。出演してみたい方は、ぜひ週末のツアーへご参加ください！
参加をご希望の方をお待ちしています。