北米一のスキーリゾートWhistler Blackcombへ行ってきました。
実に7年ぶり!
今回はまったくのプライベートですので、あしからず。
日本ではまだ滑走できるスキー場が少ない12月上旬ですが、この時期のWhistlerは降雪日が多く、パウダー率がとても高いのです。
まだすべてのコースがオープンしているわけではありませんが、滑り筋を刺激するには十分な広さがあります。また、日本ではバックカントリーへ行かないと滑ることのできない地形をリフトアクセスで滑ることができるのは大きな魅力です。
ぼくが20代の頃にこのWhistlerで同居していた親友を訪ねて、毎日一緒に遊んでもらいました。
毎日降雪があったので、コース内には新雪が積もり、たくさんの人で賑わっていました。
リフトに乗っていると、あちこちのクリフからジャンプしているのが目につきました。クリフでスピンをしてスウィッチランディングも結構普通。それに応える様にリフトから声をかける人々。みんなプロなどでなく普通のスキーヤーやスノーボーダーです。Whistlerらしい滑り手の姿に懐かしくなりました。
まだオープンしていないコースは注意のサインがありますが、滑走可能なエリアもあります。
そんなところへはシールをつけてハイクアップです。
アバランチコントロールは済んでいるものの、アバランチギアは必須。
危機感はキープして滑る必要があります。
まだ体が慣れていないにも関わらず、Whistlerローカルの友達に連れ回しの刑を受けました。。。
ここはBlackcomb Mountainの◆◆(上級コース)のPakalolo。シーズンに入るとコブだらけになってしまう最大斜度は45度超のシュートです。ぼくらがエントリーする前に2本のトラックが入っていましたが、まだまだフレッシュ!そしてDeeeep Powder!
これは最高の1本でした!
1本のコースがとても長いので、モモがパンパンなのですが、容赦無しにノンストップのロングランの刑も受けて、無理矢理体がスキーモードになりました。
ありがとう!
Whistlerはナイトライフも充実。
Whistlerで活動する佐々木悠くんや渡辺ユウタくんなどの若手ライダーたちや、先輩ガイドと一緒に交わす地ビールも最高です。
刺激をもらえました。ありがとう!
みんな怪我しない様にがんばってね!
以前はWhistler MountainとBlackcomb Mountainは麓まで降りないと行き来できませんでしたが、2010年に開催されたヴァンクーバー冬期オリンピックにあわせて掛けられたPeak to Peak Gondolaのおかげで、コンディションを見ながら二つの山を自由に滑ることが可能になりました。素晴らしい!
このゴンドラは地面からの最高高度が世界一とのことでギネスに載っています。
初めて乗りましたが、快適ですよ〜。
ほんの6日間の滞在で、過去最短のカナダトリップでしたが、行って本当に良かったと思いました。
ぼくの原点がここにあります。
ぼくのバックカントリーツアーは、カナダのWhistlerに住んでいるときに培われたスキーを楽しむ「遊び心」がルーツにあります。
今シーズンに向けてKinTouNのバックカントリーフリーライディングツアーでみなさんに心から楽しんでいただくためのアイディアやパワーの充電ができました。
これから2013シーズンが本格始動です。
みなさんと楽しく充実した時間を過ごせるように頑張ります。
よろしくお願い致します。
KTN
Kenichi MInegishi