Level【バックカントリーツアーのレベル分け】

かぐらサイドカントリー
バックカントリーツアーに対象レベルというのを作ってみました。

レベルを作ったといっても、べつにハードルを上げたわけではありません。
これからバックカントリーを経験してみたいという方やステップアップしてみたい方に、ご参加へのアドバイスとして設けてみました。

【レベルについてはこちら】

今のところ、レベルは1〜4です。
1と2に関しては、バックカントリーの経験がない方でも滑りのスキルがあれば、ご参加いただけるツアーです。もちろん体力も必要ですが、本人の頑張りしだいでなんとかなるかなというレベルです。(日頃から軽くでも運動していることが前提です)

3と4はバックカントリーの経験が豊富な方が対象となり、バックカントリーギアの使い方は当然知っていて、使いこなしていることが必要です。使いこなしているということは、それなりに訓練もできている方ですね。

滑りについては、1と2の差は、パウダーを滑ることができるか否かです。パウダーを滑ったことがなくてもスプリングシーズンのザラメ雪なバックカントリーは、スキー場内のどこでもスムーズに滑り降りることができる方であれば問題ないと思います。しかし、パウダーは慣れが必要です。パウダーが深ければ深いほど難しくなりますから、バックカントリーでパウダーを滑る場合には、ゲレンデパウダーは滑れることが最低条件となります。

なぜ今になってレベル分けをはっきりさせたかというと、ここ数年でバックカントリーに興味を持った方がとても増えたからです。バックカントリーをやってみたいといっても、パウダーを滑ったことがなければ、パウダーシーズンのバックカントリーを滑ることは大変難しいはずです。でも、いままでツアーの募集要項で「バックカントリー初心者からOK」というざっくりな表現しかしていなかったため、バックカントリー初心者の方がパウダーシーズンにツアーへ参加された際に、まともに滑ることができず、とても苦労をされた例がたくさんありました。
もちろん、お電話やお問合せをいただいたときにご説明はしておりましたが、それでも伝えきれずに苦労をさせてしまったと思っています。

バックカントリーを初めてみたいという方は、自分がどの程度滑ることができるかの判断はとても難しいと思います。そのような方に一度滑りのスキルを確認していただくという意味でもプレセッションへのご参加は、意味があると思います。

現在、開催予定のツアーは3月初旬までは、レベル2以上のツアーだけとなっております。レベル1は春になってからですね。3月〜4月でも新雪はありますから、その際はレベル1に設定したツアーもレベル2になることはありますが、そのときはフィールドの変更などで対応する場合もあると思います。

ご興味のあるツアーにご自身が参加できるかどうかというのを判断するのは難しいと思いますので、その際はお手数でもぜひお問い合わせください。

たくさんのスキーヤーやスノーボーダーのみなさんにバックカントリーを滑るということの楽しさを伝えたいと思っています。

ツアーへのご参加をお待ちしています。

KTN
Minegishi Kenichi